2015年07月12日

197 : MISOGIRL「White flowers continue to bloom」

第197弾リリースは京都在住の電子音楽家、MISOGIRLによる5曲入りEP作品集です。
これまで『Shigella』(MYWR-188)『KASOU TAPE』(MYWR-150)など、鋭利で挑戦的なサウンドによる実験的な作品が多かったMISOGIRLですが、今作では5曲目に収録されたJoy Divisionの"Love Will Tear Us Apart"のカバーに象徴されるようにニューウェーヴ的な要素がこれまで以上に強調された、電子音楽 + ポストパンクな作品となっています。また全曲でヴォーカルトラックが入っており、イアンカーティスを彷彿とさせるような呪術的な歌声を聴くことができます。
注目は無機質なロボットボイスとローテンションな低いキーのボーカルとのやり取りが癖になる3曲目"Sex Symbol"や、前作までの流れと今作を繋ぐようなノイズフィルターサウンドが特徴的な4曲目"BUZZ"。
また、なんといっても原曲の根底に流れる雰囲気は残しつつも、現代の電子音楽としての、そしてMISOGIRLのサウンドとしてのアレンジを施した"Love Will Tear Us Apart"のカバーが素晴らしい。

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1、Sea Of Trees



2、Mr,HOLLYWOOD



3、Sex Symbol



4、BUZZ



5、Love Will Tear Us Apart(Joy Division)





zipファイル(36.5 MB) 全5曲(16分)




MISOGIRLのコメント
終了、そして出発。確定したと信じていてもその脆さに驚くことになる。
これまでとある作法に乗っ取り敢えて劣悪音質で音源をリリースしていたが、それをやめた。タイミングが存在していた。
ポストパンク的アプローチで5曲録音致しました。
ギグでのレギュラーソング多数。攻撃力随一。
ニューウェイヴファンへ。

SoundCloud:https://soundcloud.com/misogirl
Twitter:https://twitter.com/ramodying2










この作品は、クリエイティブ・コモンズの表示 - 継承 2.1 日本ライセンスの下でライセンスされています。
http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/




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2015年07月05日

196 : 早朝ノートブック 『自然との共生』

第196弾リリースは京都のミュージシャン、早朝ノートブックによる10曲入りの作品集です。
インストゥルメント楽曲ながら物語性の高いサウンドがトレードマークな早朝ノートブックですが、今作では前作 『公園という場所』(MYWR-156)と比べると、その雄弁に語りかけるサウンドはそのままに、ギターアンサブル、そしてホーンセクションによるアレンジがより強調されたアルバムとなっています。
オルタナティヴロックやドリームポップ、アヴァンポップ、J-POP、ポストロック…ジャンルに囚われず、多幸感に包まれ、ときにはセンチメンタルに、歌はありませんがそんなもの関係なくダイレクトに色々な感情を伝えてきてくれる作品です。
特に、疾走するエモーショナルなサウンドが気持ちいい1曲目"ペンギンの演奏"や、4曲目から5曲目につながっていく"2年5年"〜"2年5年 時代劇Ver"の思い切りのいい実験的な試み、アコースティックギターのハーモーニーの導入からはじまるトイポップ的な爽やかな6曲目"△マウンテン△"など、アイディアに溢れた名曲の詰まった、早朝ノートブックによる最高傑作です。



01 ペンギンの演奏



02 鴨川交響曲



03 未知なる巨乳との遭遇



04 2年5年



05 2年5年 時代劇Ver



06 △マウンテン△



07 夏の橋を渡って



08 3月最後の夜



09 3月



10 靴づれない







zipファイル(47.23 MB) 全10曲(40分)



早朝ノートブックのコメント
「あ〜幸せ...」と感じられるような音楽を作っていきたいです。
迷われレコード様、いつもありがとうございます。
http://yui-c.tumblr.com/









この作品は、クリエイティブ・コモンズのAttribution 2.1 Japanライセンスの下でライセンスされています。
http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/





posted by 山岡迷子 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | instrument | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月21日

195 : HIROTA ENO 『escapism』

195回目のリリースは電子音楽家、HIROTA ENOによる5曲入りEPです。
SoundCloudやbandcampでノイズミュージックや、エレクトロニカ、生活音をサンプリングした実験音楽、ドローン等、様々な音楽を発表している彼ですが、今作ではアンビエントハウス〜テクノに焦点を当てた作品となっています。
EPの冒頭曲である"shall we chill dance ?"は音の波に身を任せてゆらゆらとチルするのが心地よい曲で、特に中盤から挿入される低いベースラインが癖になります。
3曲目の"desolation"はここまで1曲目、2曲目と続いてきたEPの流れを変える、4つ打ちのリズムトラックが印象的なアンビエントハウス曲で、チルアウトと覚醒をいったりきたりするような冷たくも高揚感のある楽曲です。
4曲目"whereabouts"は再び深く潜り込んでいくアンビエント曲で、前や後ろ、上と下、全ての方角から音が漂ってくるような音の配置、音処理が印象的。

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1. shall we chill dance ?



2. depth psychology



3. desolation



4. whereabouts



5. absentmindedly.




zipファイル(21.2 MB) 全5曲(18分)



HIROTA ENOのコメント
ゆらゆらと踊れる音楽たちを作りました。
ゆらゆらと踊れるような丁度よい温度の作品となりました。
ダンスミュージックに慣れていない人にも聴いて欲しいです。
                   HIROTA ENO

サイトURL
https://soundcloud.com/hirota-ino
https://twitter.com/HIROTA_ENO
https://hirotaeno.bandcamp.com





この作品は、クリエイティブ・コモンズの表示 - 非営利 - 継承 2.1 Japanライセンスの下でライセンスされています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.1/jp/




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2015年06月14日

194 : Newpepemc 『Balloon Border』

第194弾リリースは東京在住のトラックメーカー、Newpepemcによる6曲入りEPです。
カットアップ的に細切れに、自由な時間軸でコラージュされたブレイクビーツ曲の2曲目"offline"や、
タイムレスメロディーなトランペットのサンプリング音源と細かく刻まれたリズムトラックとの対比が印象的なジャジーヒップホップな4曲目"2mix"、
シリアスで、でもどこかキュートなシンセのサウンドやグリッチノイズ、フィルターがかかったリズムトラックがコーンウォール系ドラムンベースの質感を見せる5曲目"decomposition"など、ブレイクビーツ〜エレクトロニカをベースとしながらも、多彩な表情と遊び心を見せてくれる作品となっています。

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01 mehta



02 offline



03 zipman



04 2mix



05 decomposition



06 p







zipファイル(29.9 MB) 全6曲(20分)



Newpepemc のコメント
あーあー。
はじめまして、ちょっと暗いアルバムですが、よかったら聞いてみてください。

https://soundcloud.com/newpepemc



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2015年06月07日

193 :TORAMARU 『Catalog of Installation』

193個目のリリースは電子音楽家、TORAMARUによる9曲入り作品集です。
好評価を受けた前作『水と音出し』(MYWR-185)は水をテーマに作れらたノイズアンビエント作品でしたが、今作では「宇宙」がテーマとして取り扱われた作品となっています。
点滅しているようなドローン音の強弱や、飲み込まれてしまいそうな世界の広がりを意識させる不安定なメロディー、未知なる発見への期待感に溢れたポジティヴなアルペジオ、どこまでも続く広大な空間への拡散を感じさせる不規則なリズムなど、様々な「宇宙」を連想させるギミックに凝った、SF作品的な楽しみ方もできるアルバムとなっています。
また、DL特典として5曲の音源も聴くことができ、9曲で完結した物語の別方向からの視点を楽しめます。

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1:Light Up



2:UN・Tit_le



3:OXY



4:Shape



5:STAr



6:History



7:H/a/l/



8:Bed Room



9:The End Roll




zipファイル(47.4MB) 全9曲(28分) + DL特典音源 全5曲(13分)




Toramaruのコメント
Toramaruです。4ヶ月程度というかなり短いスパンでまた新しいアルバムを制作しました。前作は水に関する曲を過去に作った
中から選んで組みましたが今回は宇宙というワードを基により明確に曲を作ったつもりです。さらにハード機材が増えたり
iPhoneアプリで曲を制作したりと機材面でも前回より大幅に変わっています。Noteのサイトにて一曲ずつ思い出しながら
どんな風に作曲したのか機材は何を使ったのか書き留めてますのでご覧ください。


↓サウンドクラウド↓
https://soundcloud.com/toracloud

↓note↓
https://note.mu/toranote

↓ホームページ↓
http://mokugetsustudio.exout.net/



この作品は、著作権を放棄しています。
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