206個目のリリースはeifonenとThe Fukushoによる2人組ユニット、荻窪SEXによる12曲入りアルバムです。 アルバムの内容を言葉で表現するのは不可能であり、アシッドまみれなフリーフォークや、超有名なポップ曲、どこの地方のものともわからない民族音楽、泥臭いファンク、SF映画のサウンドトラック、ヒップホップなどなど。出自の不明な無数の音ネタをサンプラーによって無軌道に、そして思う存分自由に再構築して曲を作り上げています。 ほぼ全編を通して意味をなさないデタラメな歌詞で歌われる中、唯一「宇宙の果てへ出かけよう」と日本語で歌われるアシッドフォーク曲な2曲目"Uchu No Hate He"や、マイケル・ジャクソンの「Bad」を大胆にサンプリングした悪ふざけとしか思えない9曲目"Michel"、かわいらしい女性による「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ」の歌声のサンプリングから幕を開け、気づけばインド風の民族音楽に展開してしまう3曲目"Hirosue"など、名曲、奇曲が詰まった怪作アルバムとなっています。 なお、本作は10/25に開催される同人音楽即売会イベント「M3 2015秋」にて配布される予定です。(ブース番号:ケ07a)
205個目のリリースは東京のトラックメイカー、Eityによる7曲入りEPです。 1曲目は25秒程度の短い導入曲ですが、2曲目"Winds"と3曲目"Night Road"はボーカロイドを使った歌モノ曲で、特に表題曲とも言える"Night Road"はエレクトロニカをベースとした疾走感のある職人的な確かなサウンドアレンジと、センチメンタルでポップなメロディーが、ボーカロイドの機械的でありながら独特の感情を持った歌声と絶妙に溶け合った素晴らしい一曲となっています。 4曲目"Carry On With My Music(23:40mix)"はエレクトロミュージックに振れたインスト曲となっており、堂々と鳴らされる甘いリードシンセの音が幻想的です。 5曲目はleave Eによる"Nigt Road"のリミックス。EDM成分が強くなった大胆でユニークなリミックスアレンジです。 6〜7曲目は"Winds"と"Night Road"のインストゥルメンタルとなっています。