131個目のリリースはロックバンドBraspats
(MYWR-120)のメンバーとしても活躍中のJacky Penguin Dogによるソロプロジェクト、「レインコートクラブ」の初の作品集です。
Braspatsでの楽曲と比べるとより内省的で、宅録志向が強くなった作品となっており、
ギターのアルペジオとリズムボックスを中心に作られた比較的シンプルなサウンドに乗せられる素朴な歌は
Jacky Penguin Dogの生活を切り取ったようで、氏の愛すべき人柄が伝わってきます。
2曲目"Midnight Parade"と4曲目"円盤さがし"は音楽への愛が溢れた紛れもない名曲です。
ボーナストラックとして収録されているキセルのカバー曲にも注目。
01. Summer Ends (Everyone’s Laughing)
02. Midnight Parade
03. Hitch Hike Ghost
04. 円盤さがし
05. Ten Feeling Songs
zipファイル(29.6 MB) 全5曲 + ボーナストラック2曲 (28分)
レインコートクラブのコメント今年の夏(2013年7月)、僕はとある用事で静岡から京都までちょっとした小旅行に出かけた。
その用事というのが、セラミックレコーズと我らが迷われレコードが企画した「ATTACK FROM THE FAR WEST」というイベントだった。
このイベントが思っていたものよりずっとずっと素晴らしいものだった。
あまりに素晴らしいイベントだったので、静岡に戻る新幹線のなかで僕は非常にセンチメンタリスティックというか、アンニュイというか、ラクリマクリスティというかそんな気持ちになっていた。
「明日からまた仕事か、嫌だなぁ…」楽しい休日を過ごしたのだ、こんな気分になるのも無理はない。
しかしながらこのときは、さらに大きなもうひとつの感情にあふれていた。
「みんなライブ演奏楽しそうだったなぁ…」
そう、この企画に参加している人々が羨ましくてたまらなかったのだ。
僕も一応、Braspatsというユニット?バンド?をnemo asakura氏と組んではいるがこのバンドはライブ活動ができない。
もともと僕もnemo asakura氏もライブをする云々なんてことは考えずに始めたのでこれはもう仕方のないことだ。
そこで僕はソロ企画を進めることを心に決めたのであった。
そんな折、nemo asakura氏から電話がかかってきたのである。
「俺も出してるんだからお前もソロ作だせよ。」
まぁなんとタイミングのいい。僕の頭の中ではブラック・ビスケッツのあの名曲が回りだしていた。
「僕もそろそろ出そうと思ってたところなんですよ!」
「ソロだけにw…ソロだけにそろそろ?w」
「…………ははっw」
信じられないかもしれないがコレは本当にあったやり取りだ。
https://twitter.com/jackyydog
この作品は、クリエイティブ・コモンズのAttribution-NonCommercial 2.1 Japanライセンスの下でライセンスされています。(6曲目を除く)
http://creativecommons.org/licenses/by-nc/2.1/jp/