インストゥルメント楽曲ながら物語性の高いサウンドがトレードマークな早朝ノートブックですが、今作では前作 『公園という場所』(MYWR-156)と比べると、その雄弁に語りかけるサウンドはそのままに、ギターアンサブル、そしてホーンセクションによるアレンジがより強調されたアルバムとなっています。
オルタナティヴロックやドリームポップ、アヴァンポップ、J-POP、ポストロック…ジャンルに囚われず、多幸感に包まれ、ときにはセンチメンタルに、歌はありませんがそんなもの関係なくダイレクトに色々な感情を伝えてきてくれる作品です。
特に、疾走するエモーショナルなサウンドが気持ちいい1曲目"ペンギンの演奏"や、4曲目から5曲目につながっていく"2年5年"〜"2年5年 時代劇Ver"の思い切りのいい実験的な試み、アコースティックギターのハーモーニーの導入からはじまるトイポップ的な爽やかな6曲目"△マウンテン△"など、アイディアに溢れた名曲の詰まった、早朝ノートブックによる最高傑作です。
zipファイル(47.23 MB) 全10曲(40分)
早朝ノートブックのコメント
「あ〜幸せ...」と感じられるような音楽を作っていきたいです。
迷われレコード様、いつもありがとうございます。
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