今作は実験的なニューウェーヴ色の強いミニアルバムになっており、民族音楽やファンクも飲み込んだ演奏は肉体的で非常に臨場感があります。
また"都市生活者の哲学"的な歌詞も特徴的で楽曲を構成する重要なピースとなっています。
表題曲となっている3曲目"LIFE IN SALADBOWL"はワンコードでグイグイと引っ張る鋭いギターカッティングが格好良いパンク曲で、民族音楽を思わせるトライバルなパーカッションのアレンジも印象的です。
その他にも、皮肉と矛盾を抱えて歌われる捻くれシンセパンクの4曲目"SENSELESS"や、
美しいシンセサイザーのアルペジオと、優しくうねる重たいベースラインに乗せてソウフルフルに歌い上げられる讃歌"LIFE IS BEAUTYFUL"など、アクの強い楽曲が6曲揃った完成度の高い作品です。

zipファイル(86.4 MB) 全6曲(23分)
HASHITANIZEのコメント
初めまして、“HASHITANIZE”という名前で音楽活動をしております、斉藤祐太と申します。
“HASHITANIZE”とは「ユーモア」「エンターテイメント」といったキーワードを掲げ、
新しく面白い音楽を目指し活動するロックバンド・・・でしたが、今は僕1人で活動しています。
メンバーが抜けて1人になったときHASHITANIZEとして何も残せていないのが悔しかった僕は、
その反動から今作を作り始めました。
ちょうどその頃知り合いがネットレーベルから音源をリリースしたのですが、
インディーズながら創造性豊かでクオリティの高いサウンドにびっくり。
しかもそれを無料配信という太っ腹ぶり。
「ああ、今はこういう時代なんだなぁ」と、新しい時代の波をしみじみと感じました。
僕も時代の波にあやかろうとネットレーベルでのリリースに興味を持つのですが、
改めて見回すとそこはテクノ、エレクトロニカ中心の電子音の世界。
あれ?僕みたいなバンドサウンドは場違い・・・?と思った矢先見つけたのが
“迷われレコード”でした。
テクノ、エレクトロニカはもちろん、ロックもジャズも、果ては生活音、
犬の鳴き声、無音、嫌がらせまで・・・(笑)
雑食というか、懐が深いなぁ。
実際、山岡迷子さんは僕がトーキング・ヘッズやじゃがたらが好きなことを一発で見抜く、
音楽的な懐の深いお方でした。
何はともあれ、このようにリリースの場を与えてくださった山岡さん、
本当にありがとうございます。
そして制作にあたりドラムサポートをしてくれた相場君、金子さん、
パーカスを叩いてくれたヒデさん、ジャケットを作ってくれたトミーにも、
この場を借りて感謝の意を表します。本当にありがとう!
この作品を通じて色々な方にHASHITANIZEを知っていただけたら幸いです。
HASHITANIZE・斉藤祐太
アメブロ:http://ameblo.jp/hashitanize/
Twitter:https://twitter.com/SaiTo_HSTNZ
サポートドラム・相場良(shark)
HP:http://shark-drum.jimdo.com/
Twitter:https://twitter.com/aiba_shark
サポートドラム・金子夏姫
Twitter:https://twitter.com/natsukisnoopy
サポートパーカッション・HIDEYUKIFESTIVAL
Twitter:https://twitter.com/HIDEYUKIFES
ジャケット作成・トミー
tumblur:http://counterexistence7000.tumblr.com/
この作品は、クリエイティブ・コモンズのAttribution-NonCommercial 2.1 Japanライセンスの下でライセンスされています。
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ラベル:HASHITANIZE