3月にフィジカル作品として『Dark Ambient Works vol.1』というコンピレーションアルバムをCD-Rでリリースしており、不協和音や不安感を煽る、非常に聴き手の精神に近いところで鳴り響く楽曲としてのダークアンビエントの担い手のイメージが強いHiroski Matsuiですが、今回のコンピレーションアルバムではそういった要素が薄く、純粋にアンビエントミュージックとしての側面の強い楽曲をまとめており、ダークアンビエントだけではない一面を改めて再認識することができます。
前述の『Dark Ambient Works vol.1』が真っ黒に音楽に吸い込まれていくような黒盤であるならば、今作『Ambient Works is not bright never』は白濁とした意識の中で聴かれる白盤であるといえます。

zipファイル(114 MB) 全9曲(52分)
Hiroki Matsuiのコメント
お久しぶりです。虚夢、歪、アンビエントホモの作品をまとめたコンピレーションアルバムです。
今回は先日自主リリースしたDark Ambient Worksよりちょっと明るい、けど明るくない音です。
お風呂で聴いたら溺れるかもしれませんね。
最近は収録曲の「静まる霊魂」を聴いてよく寝ています。
Soundcloud : https://soundcloud.com/ambient_homo
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