depthqueuingのトレードマークともいえるドラムンベースを意識した性急で変幻自在なドラムに乗っかる重厚でエモーショナルなギターサウンドは本作でも健在で、
1曲目、"匣の中の春霞"で聞くことのできる和風な鍵盤のメロディーと綯い交ぜになる起伏の激しいファズギターや、
2曲目、"Cassini's Division"での攻撃的で大胆なギターリフが冴え渡るマスロックサウンド、
3曲目、"エクソダス"でのどこまでも走っていきそうな疾走感と、美しいピアノアルペジオとの対比など、
聴きどころ満載の3曲入りEPとなっています。
セラミックレコーズ(CR-038)やHand Craft records[hand009]からの過去作品も必聴です。

zipファイル(30.0 MB) 全3曲(12分)
depthqueuingのコメント
こんにちは、depthqueuingです。
迷われレコード様から再び出させて頂くことになりました。
なかなか続けてリリース出来ないので忘れ去られてしまわないか心配です。
さて、ジャケット画の話ですが、
世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
と、在原業平朝臣は詠いましたけれども、
逆に春を売る人の心が死んでいく感じを表現してみたという感じで。
サービス業の悲哀を押し込めてみたかったので。
本当にこういうの作るの苦手。
この一年なんとかやってきました、ということです。
よろしくお願い致します。
今後も頑張ります。
http://handcraftrecords.net/artist/depthqueuing.html
この作品は、クリエイティブ・コモンズの表示・非営利 2.1 Japanライセンスの下でライセンスされています。
http://creativecommons.org/licenses/by-nc/2.1/jp/
ラベル:depthqueuing