今作では全編を通してビートレスなシューゲイザー〜アンビエントがベースとなっており、
穏やかに過ぎていく風景と心象がシンクロして音として展開されていきます。
11分を超える2曲目"Entwurf"は圧巻で、ジャケット写っている海に沈む夕日を見事に表現しきっています。
このEPを聴いた後にもう一度このジャケットの画像を眺めて欲しいと思います。
今作とは違った展開を見せるJomyakのフィジカルリリースによる1st EPも要チェックです。

zipファイル(29.8 MB) 全2曲(19分)
Jomyakのコメント
私は淡路島に住んでいました。
海岸から瀬戸内海に沈む夕陽を見ました。
とてもきれいでした。
浮かんだり。溺れたり。
悲しくないのに涙が出たり。
嬉しくないのに笑ってみたり。
それでも世界は何事もないかのように、そこに突っ立っています。
なにかがそこにあること。そして、私がここにいること。
私はそれに驚き、慄き、また奇妙な安堵を抱き、まるでこの世界に投げ込まれたばかりの赤子のように、産声を上げるのです。
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ラベル:Jomyak